■構造材にPFウッドを採用
一本一本強さが確認された木材。
木材は産地や種類が同じでも、強さや品質はバラバラです。一般的には樹種によって強さを推し量っていますが、私たちは木材の強度を一本一本確認。JAS機械等級数区分において、柱である杉材はE70、土台の檜材はE90、梁材の米松はE110の基準をクリアした木材だけを「PFウッド」として構造材に採用しています。
■木材の曲げ強度基準(国土交通省告示による) |
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一般的な材(無等級) |
RFウッド
最低値を厳格に設定 |
杉 |
22.2N/mm2 |
29.4N/mm2 [E70] |
檜 |
26.7N/mm2 |
30.6N/mm2 [E90] |
米松 |
28.2N/mm2 |
30.6N/mm2 [E110] |
※N(ニュートン):SI単位(国際単位)で表される力の単位。従来単位(kgf)からは次のように換算できる。1kgf=1kg×重力加速度9.8m/sec2=9.8N(1N=0.102kgf) |
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■品質検査を徹底
PFウッドのすぐれた品質は、厳しい管理によって守られています。
■PFウッドの4段階品質検査 |
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1 |
反りや曲がりをチエック |
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2 |
強度を一本一本検査 ※1 |
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3 |
寸法にくるいがないかを測定 ※2 |
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4 |
芯まで乾燥できているか確認 ※3 |
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合格印字PF |
※1全木連認定の機械等級区分装置にて検査・測定
※2誤差はJAS規格の-0mm〜+1.5mmより厳しい-0mm〜+1mmまで
※3住木センター認定の装置型測定器で検査・測定
PFウッドは設計された図面をもとに(1)CADによる構造計算を行ない(2)木材が品質検査に合格し(3)指定のプレカット工場にて加工することで品質管理が徹底され、部分瑕疵保証(限度額1,000万円、免責10万円)まで付帯されることになります。 |
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■芯まで乾燥させた高密度木材。
木材は十分に乾燥させることで反りや曲がりなどが少なくなります。PFウッドは、木材がもっとも安定する含水率15%以下にまで乾燥。芯までしっかり乾燥させていますから、建てた時の高い性能が長持ちする住まいになります。 |