Sさん邸は築30年弱の客間が多くキッチンが暗いといった昔ながらのつくりでした。今回の改築はニ世帯7人の家族が一緒に生活して快適な家というコンセプトで始まりました。S邸の最も特徴的なのはOMソーラーの床暖房システムを取り入れたことです。南面の屋根に設置したOMソーラーのパネルで太陽光を取り込み、熱に転換します。床暖房との併用により、冬は暖房機器がいらないほどの暖かさを実現できました。Sさんのご希望のイメージは「お蔵」でした。木をふんだんに使った内装、和に少し洋を加えた現代風住宅です。